守護梵字曼荼羅アート

こんにちは

Keikoです。

 

本日は守護梵字曼荼羅アートを

ご紹介いたします。

(mandalamariさんプレート使用)

 

目次

梵字とは

梵字とは、古代インド語を

表す文字のことで、梵語

(サンスクリット語)を

書き表す際に用いた文字の

ことです。

 

古代インドで誕生し、仏教と

共にアジアに広まりました。

 

日本には、仏教の経典を書く

のに使われた悉曇文字

(しったんもじ)として、

中国を経て日本に伝わり、

空海によって体系化されます。

 

そして、空海らが学んだ

密教の発展とともに悉曇学

(サンスクリット学)が

発展し、悉曇文字(しったん

もじ)は日本語の五十音図の

成立にもかかわったといわれ

ています。

 

さらに

梵字は民間にも広まり、日本

独自の文化として発達し現代に

も生き延びています。

 

悉曇文字(しったんもじ)と種子(しゅじ)

 

平安時代に、最澄、空海らが

興した天台宗と真言宗を中心と

する密教の流れの中で、

悉曇文字には特別の意味が

与えられるようになります。

 

密教においては、仏を象徴

する悉曇文字(しったんもじ)

で表記する一音節の呪文のこ

とを種子といいます。

 

そのため、文字は

ただの記号ではなく、字その

ものが仏だと考えられています。

 

仏を表す悉曇文字は、基本と

なる親である字に、点画や線を

付け加えることでいろいろな

字(仏)が生まれるとの考え

から、植物の種にたとえて

種子(しゅじ)というわけです。

 

例えば、大日如来や阿弥陀

如来などの仏にはそれぞれを

表す梵字があります。

 

また、仏だけでなく、干支も

それぞれを表す梵字をもって

います。

 

守護梵字とは

 

十二支・生れ年の干支によって

決まっている守り本尊八神を

あらわしたものが守護梵字

です。

梵字自体が神様なのです。

 

子年生まれ

戌・亥年生まれ

子年生まれ(ねずみ)

梵字 キリーク 千手観音菩薩

 (せんじゅかんのんぼさつ)

真言 オン バサラ ダルマキリ

功徳 多くの福徳を与えてくださる

   仏様。願望実現、出世や果報を

   もたらします。

 

戌・亥年生まれ(いぬ・いのしし)

梵字 キリーク 阿弥陀如来

あみだにょらい)

真言 オン アミリタテイゼイ カラウン

功徳 憂苦を解決に導く仏様。

   真言を唱えれば、罪が消えると

   言われています。

 

丑・寅年生まれ

丑・寅年生まれ(いぬ・とら)

梵字 タラーク 虚空蔵菩薩

(こくうぞうぼさつ)

真言 オン バサラ アラタンノウ 

   オン タラク ソワカ

功徳 知恵と福徳を与え、病気や罪を

   消滅。悪運を撃退し、喜びをもた

   らします。

卯年生まれ

卯年生まれ(うさぎ)

梵字 マン 文殊菩薩

(もんじゅぼさつ)

真言 オン アラハシャ ノウ

功徳 獅子を従えた学徳の仏様。

   真言を唱えると悟りへ導く仏の

   知恵を得られます。

 

辰・巳年生まれ

辰年・巳年生まれ(たつ・へび)

梵字 アン 普賢菩薩

(フゲンボサツ)

真言 オン サンマヤ サタバン

功徳 知恵と悟りの仏様。真言を唱えれば

   願いが成就するといわれています。

 

午年生まれ

午年生まれ(うま)

梵字 サク 勢至菩薩

(せいしぼさつ)

真言 オン サンザンザンサク ソワカ

功徳 才能と安泰を与えてくれる知恵を

   司る仏様。慈悲心と菩薩心も得られ

   ます。

 

未・申年生まれ

未年・申年生まれ(ひつじ・さる)

梵字 バン 金剛界大日如来

 (こんごうかいだいにちにょらい)

真言 オン バサラ ダトバン

功徳 願望を叶えるための智慧を授けてくだ

   さる仏様。煩悩や妄想も消滅します。

 

酉年生まれ

酉年生まれ(とり)

梵字 カーン 不動明王

(ふどうみょうおう)

真言 ノウマク サーマンダー バサラ

   ダン カン

功徳 立身出世に最強の力を貸してくださる

   仏様。福徳や開運にも恵まれます。

 

あなたの生まれ年の守護梵字

は何でしょうか。

仏が宿る文字の梵字には1文字

にお経の全てが入っていますので、

書くことでそこに仏様がいらっし

ゃることになります。

1文字ごとにおのおのの仏様の力

が宿っています。

 

ご自身の御守りとしてまた、

今年の干支の梵字を守り神

として、書いて持ってみる

あるいはアートにして、

飾ってみるのもよいと思い

ます。

 

いかがでしたでしょうか。

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。

 

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