仏像シリーズ②

こんにちは

Keikoです。

いつもブログをご覧いただき

ありがとうございます。

 

もうすぐクリスマスですね。

クリスマスツリーの飾りが

綺麗だな✨と思い写メしました。

こちらは埼玉県所沢市で

見た飾りです。

 

本日も前回に続き仏像シリーズに

ついてお届けいたします。

前回は仏像とは何かと仏像の種類に

ついての記事でした。

仏像シリーズ①

今回は仏像の序列と特徴についてを

お届けいたします。

(心を調えるはじめての写仏なぞり描き 

リンケージワークスより抜粋)

目次

如来

仏像の最高位にある如来には

大日如来、釈迦如来、薬師如来、

阿弥陀如来、が代表的です。

 

大日如来

密教の中心の尊格で、あらゆる仏・

菩薩の徳のすべてをそなえている

総合の尊格です。

大日如来は太陽のような存在でこれを

超えている働きをもつことから、

大日と呼ばれています。

大日如来には金剛界曼荼羅と

胎蔵界曼荼羅との二尊が

おります。

 

釈迦如来

釈迦如来は、歴史的に実在した仏陀で

あり、仏教の開祖である釈迦の如来と

しての名です。

釈迦如来が修行の場から社会に出て

教えを説いた、その時から仏教が

始まりました。

 

薬師如来

大医王とも尊称されているように、

薬師如来の誓願は人の病を治療する

ことにあります。

姿形は釈迦如来と似ていますが、

手に薬壺を持していますが、

その薬壺こそが苦しむ人々の病を

癒そうとする薬師如来の誓願を象徴

したものなのです。

 

阿弥陀如来

阿弥陀如来は、別名無量光如来、

無量寿如来とも称され、西方

極楽浄土の教主とされて

います。

無量光とは如来の慈悲の光が

無量無限であるという意味です。

無量寿とは、如来の大悲と方便が

尽きることがないことを表した

ものです。

阿弥陀如来はどこまでも他を救いたい

という願う強い誓願によって、

救いを願う人々からの信仰を集め、

そのため多様な姿形をした像が

造られました。

仏像の印契(いんげい・手指の

しぐさ)は様々ですが、

共通するところは、親指と他の指を

捻じているところにあります。

 

菩薩

仏の次の位にあり、悟りを求め

衆生を救うために多くの修行を

重ねる者です。

文殊菩薩、観世音菩薩、弥勒菩薩、

勢至菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩が

代表的です。

 

文殊菩薩

普賢菩薩とともに釈迦如来の脇侍で、

いわゆる釈迦三尊の一人です。

三人よれば文殊の智慧と

いわれるように、文殊菩薩は

智慧を司る尊格であり、様々な

仏の智慧の徳がこの尊に

象徴されています。

 

観世音菩薩

観世音菩薩は観自在菩薩とも

呼ばれています。

三十三観音霊場に象徴されるように、

様々な姿に変化して人々の前に現れ、

あまねく慈悲の手を指しのばし

救済することを誓願とする菩薩です。

右手に持つ蓮の花は、慈悲の姿を

表しています

 

弥勒菩薩

弥勒菩薩は仏教で最も大切な

精神である慈悲の心を人格化した

菩薩です。

弥勒菩薩は人々を救う方法を考えて

いる菩薩で、将来には悟りを開き、

釈迦の次に仏となることを約束

された存在です。

 

普賢菩薩

普賢菩薩ほ文殊菩薩とともに、

釈迦如来の脇士となっています。

文殊菩薩と普賢菩薩の大きな

相違は、文殊菩薩が智慧の徳を

象徴しているのに対し、

普賢菩薩は実践の徳すなわち

行動を示していることです。

 

勢至菩薩

勢至菩薩は観音菩薩ともに、

阿弥陀如来の脇にあって、特に

慈悲に基づく智慧の働きを象徴した

尊格です。

勢至菩薩の姿は観音菩薩とほぼ同じ

ですが、両者に違いは頂にいただく

宝冠にあって、観音菩薩は阿弥陀如来

の化仏を、勢至菩薩の場合は、

宝冠が描かれています。宝冠には

智慧の水が入っています。

 

地蔵菩薩

地蔵菩薩は寺の入り口や路傍に

建立されお地蔵さんと呼ばれ、

親しまれています。

地蔵菩薩は釈迦如来の入滅後に

弥勒如来の出現までの間に地獄・

飢餓・畜生・修羅・人・天の

六道にあって苦しむ衆生を強化

救済する誓願を表したものです。

 

明王

大日如来の命を受け、仏教に未だ

帰依しない民衆を帰依させようとする

役割を担った仏像です。

この世の強情で凶悪な魔、煩悩など

に対して憤怒の形相と様々な武器とで

立ち向かい、人々を正しい道に

導きます。

不動明王、愛染明王などが代表的です。

 

不動明王

大日如来の命をうけて、身を粉にして

衆生救済のために働く姿を示した

尊です。憤怒の形相は、強情で凶悪

な魔や煩悩を正面から打ち砕く強い

意志を表しています。

 

愛染明王

愛染明王は衆生を諸々の苦悩から

救うために十二の広大な誓願を発せ

られていますが、その中でも特に、

縁結び、夫婦和合や人間関係の

調和などの敬愛のご利益で、

古来から信仰されてきました。

 

仏教が採り込んだ古代インドの異教の

神々のことで、如来や菩薩を補佐する

ことが主な役割です。

梵天、帝釈天、毘沙門天、四天王、

金剛力士、十二神将、弁財天等が

あります。

 

阿羅漢

お釈迦様の高弟のことで、お釈迦様の

直弟子の中でももっとも優れた

十大弟子、仏法を譲ることを誓った

十六羅漢、常にお釈迦様に同行した

五百羅漢などがあります。

 

高僧・祖師

最澄や空海、達磨大師など実在した

宗派の祖師、仏教を広めた聖徳太子

なども仏像として信仰されています。

 

いかがでしたでしょうか。

仏像シリーズ②までお届けしました。

③はもう少しお待ちくださいね。

また配信していきます。

寒くなってきました。

明日は冬至です🍊

ゆず湯に入り暖かくして

お過ごしくださいね。

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。

 

▼レッスン一覧

▼お問い合わせはこちらです。
 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です